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J-GLOBAL ID:201202211873574044   整理番号:12A0535373

分散液-液マイクロ抽出を用いる事前濃縮後の水試料中の水銀の分光光度定量

Spectrophotometric Determination of Mercury in Water Samples After Preconcentration Using Dispersive Liquid-Liquid Microextraction
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 227-231  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0268A  ISSN: 1060-3271  CODEN: JAINEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水銀は毒性の高い金属で,水や食品中の測定は重要である。吸光分光分析は簡便な方法であるが,その精度が低かった。そこで,分散液-液マイクロ抽出による事前濃縮(DLLME)を組合せた,水銀の分光光度定量について,その測定におけるパラメータの最適化を行った。pH9.5で10.0mLの水銀溶液をテストチューブに入れ,抽出混合液をただちに加えた。抽出混合液は,50μLの四塩化炭素,50μLの2-(2-ベンゾチアゾリルアゾ)-p-クレゾール(BTAC),2mLのエタノールである。これを遠心し,緑色の沈殿物5μLをトリアセチルセルロース膜に移し,吸光度測定にこの膜を使用する。溶媒は室温で蒸発させ,Hg-BTAC複合体を分光測定ビームの前に設置する。その上で測定を行った。検討の結果,100μg Hg(II)溶液の測定は,665nmの波長で,液マイクロ抽出時のpHは9.25,溶媒にはエタノールが最適であった。最適BTAC濃度は4.2×10-5Mで,分散液は2.0mLであった。遠心には50μlで,2分間が最適であった。この測定法の濃縮係数は64,LODが3.3μg/L,LOQが11.1μg/Lであった。
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重金属調査測定  ,  水銀とその化合物 
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