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J-GLOBAL ID:201202211890315176   整理番号:12A0626893

超合金718の微細結晶粒生成プロセス,微細結晶粒生成メカニズム及び特性

Fine Grains Forming Process, Mechanism of Fine Grain Formation and Properties of Superalloy 718
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 716-723 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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インコネル718超合金の機械的特性は,その微細組織及び結晶粒サイズで基本的に決まる。従来からインコネル718の結晶粒組織は時効処理で生じさせ,微細組織生成前に針状δ相を高い容積分率で保持して微細組織を実現してきた。続く静的または動的再結晶の過程で,既存のδ相が再結晶粒成長を抑制し,微細な結晶粒組織を実現する。本提案法は,インコネル718試料にδ溶解度曲線以上で再溶解熱処理を施し,オーステナイトマトリックス中に析出したδ相を完全に溶解させて,ニオブ過飽和マトリックスを生成させる。次にその試料に冷間圧縮処理を施して,飽和転位マトリックスを生成させ,最後に950°Cで再結晶処理を施して微細δ相を析出させる。そのδ相は強い結晶粒界ピンニング効果を発揮し,再結晶温度が高いにも関わらず微細結晶粒組織が得られる。この微細組織における平均結晶粒径は,2~3μmであり,この値は従来のプロセスを用いて作製した試料の結晶粒径の半分程度であった。25°C及び650°Cで行った硬度試験及び引張試験結果は,本処理材が優れた機械的特性を持つ事を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
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