TiO<sub>2</sub>-系ナノ粒子を用いたメタロセン系その場重合により調製した新規抗微生物ポリエチレン複合材料

ZAPATA Paula A.; PALZA Humberto; DELGADO Katherine; RABAGLIATI Franco M.

文献

J-GLOBAL ID：201202211900170147 整理番号：12A1431916

TiO₂-系ナノ粒子を用いたメタロセン系その場重合により調製した新規抗微生物ポリエチレン複合材料

Novel Antimicrobial Polyethylene Composites Prepared by Metallocenic in Situ Polymerization with TiO₂-Based Nanoparticles

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巻： 50 号： 19 ページ： 4055-4062 発行年： 2012年10月01日
JST資料番号： C0337C ISSN： 0887-624X CODEN： JPLCAT 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

抗微生物高分子材料を得るために開発した新規方法として,その場重合による酸化チタン(TiO₂)ナノ粒子を含むポリエチレン(PE)複合材料の調製を記述した。ゾル-ゲル法により合成したままのTiO₂ナノ粒子またはヘキサデシルトリメトキシシランで有機的に修飾したTiO₂ナノ粒子のいずれかを用いた。これらの粒子をメタロセン触媒とメチルアルミノキサン助触媒とともに重合系に添加することにより,2および8重量%のナノ充填剤含有量を持つPE複合材料をその場で得た。触媒の重合活性,複合材料の結晶度および機械的性質に及ぼすナノ充填剤の添加効果を評価した。また,これらのナノ複合材料の大腸菌に対する抗菌活性を評価した。8重量%の有機修飾TiO₂充填剤を含むナノ複合材料は光照射や照射時間に関係なく,大腸菌の99.99%を殺すことが判明した。

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重合触媒,重合開始剤 , 物理的性質一般 , 微生物に対する影響

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TiO2-系ナノ粒子を用いたメタロセン系その場重合により調製した新規抗微生物ポリエチレン複合材料

TiO₂-系ナノ粒子を用いたメタロセン系その場重合により調製した新規抗微生物ポリエチレン複合材料