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J-GLOBAL ID：201202211906495692   整理番号：12A0436834

水質汚濁のバイオマーカーとしての鋭い歯のナマズClarias gariepinusの肝臓組織病理学

Liver histopathology of the sharptooth catfish Clarias gariepinus as a biomarker of aquatic pollution

著者 (3件)： VAN DYK J.c. (Centre for Aquatic Res., Dep. of Zoology, Univ. of Johannesburg, P.O. Box 524, Auckland Park 2006, South Africa) ,  COCHRANE M.j. (Centre for Aquatic Res., Dep. of Zoology, Univ. of Johannesburg, P.O. Box 524, Auckland Park 2006, South Africa) ,  WAGENAAR G.m. (Centre for Aquatic Res., Dep. of Zoology, Univ. of Johannesburg, P.O. Box 524, Auckland Park 2006, South Africa)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 87  号： 4  ページ： 301-311  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報は,鋭い歯のナマズClarias gariepinusの肝臓組織病理学データの比較展望について報告した。データを,相対的に影響されてなく隔離された領域から,汚染し富栄養化した淡水生態系までから収集した。結果を,同じような汚染状態と/又は同じ地理的領域内に位置する淡水系からのデータを組合せて地域間で比較した。測定は,解剖観察,準定量的肝臓組織病理学(肝臓指数)と選定した生物測定指数を含めた。目的は,これらの測定結果がこれらの間で異なるか,と/又は各種淡水生態系の汚染状態を反映しているかを確立することであった。組織病理学分析は,汚染地域からのC.gariepinusの中毒性非癌性と前癌性変化の高い罹患率を示した。また,汚染が分かっている貯水池に生息する魚の肝臓指数,肝体細胞指数と条件因子値間に,選定した参照地からの同じ種と比べて大きな差異を検出した。また,汚染地からの魚はより巨視的肝臓異常を有していた。結果は,この生物指標魚種の肝臓組織病理学が,淡水水質汚濁の有用なバイオマーカーになることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *湖沼汚濁 ,  *バイオマーカー ,  *ナマズ科 ,  *病理学 ,  肝臓 ,  富栄養化 ,  富栄養湖 ,  淡水魚 ,  淡水湖 ,  計測工学 ,  前癌状態 ,  貯水池 ,  生物指標 ,  体細胞 ,  水質管理
準シソーラス用語： *Clarias gariepinus ,  生物測定法 ,  *組織病理学

分類 (3件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  生化学的分析法  (EA03030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水質汚濁 ,  バイオマーカー ,  歯 ,  ナマズ ,  Clarias ,  肝臓 ,  組織病理学