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J-GLOBAL ID：201202211912660999   整理番号：12A0548340

パーソナル衛星通信システムの開発を振り返って

Look Back to Development of Personal Satellite Communication Systems

著者 (1件)： 小林英雄 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 437(SAT2011 65-75)  ページ： 37-42  発行年： 2012年02月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1990年代初頭より,一般利用者を対象として携帯端末の利用を可能とするパーソナル衛星通信システムが数多く提案された。提案されたパーソナル衛星通信システムは,非静止衛星軌道を用いて全世界規模の低速のデータ通信サービスを提供するLittle LEO,低速データと音声通信サービスを提供するBig LEOと静止軌道を用いて地域限定の音声通信サービスを提供するSuper GEOシステムとに分類される。また,非静止と静止衛星軌道を用いてインターネット等のマルチメディア通信サービスを提供することを目的とした数多くのBroadband衛星通信システムも提案された。現在,その中で実際に運用されているシステムは非常に少なく,殆どのシステムは開発費の不足や当初の需要予測の誤り等を理由にしてシステム開発の断念を余儀なくされている。本講演では,1990年代初頭におけるパーソナル衛星通信システムの開発の背景とその当時に提案された各種パーソナル衛星通信システムの技術的特徴について紹介する。また,これらシステムの多くが最終的に運用に至らなかった要因について,20年前と現在の移動通信サービスの状況から振り返って考察してみる。(著者抄録)

シソーラス用語： *パーソナル通信 ,  *衛星通信 ,  技術展望 ,  携帯端末 ,  全球規模 ,  静止衛星 ,  *低高度軌道 ,  静止軌道 ,  技術開発 ,  *データ通信 ,  *音声通信

分類 (2件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  移動通信  (ND08030H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 衛星通信システム ,  開発