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J-GLOBAL ID:201202211922791838   整理番号:12A0936984

アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼにおける超共役を介する基盤状態電子の脱安定化

Ground-State Electronic Destabilization via Hyperconjugation in Aspartate Aminotransferase
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 20  ページ: 8436-8438  発行年: 2012年05月23日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンB6/ピリドキサル5′-りん酸(PLP)は,アミンおよびアミノ酸代謝酵素に必要な補酵素として機能する。従来,PLPの触媒力は,遷移状態および生成物状態における負電荷安定化の観点から考えられてきた。本研究では,代表的PLP酵素アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AAT)の触媒作用における重要な触媒成分として,開裂されるべきσ-結合(Cα-H)の基底状態減弱化を同定することに成功した。すなわち,触媒活性を欠失した変異AAT(Lys258Ala)の結合同位体効果(BIE)を調べることによって,PLP酵素の触媒活性および反応特異性制御に主要役割を果たしていると思われる基底状態不安定化程度を知ることができる。この結果,デアザPLP-再構成Lys258Ala変異酵素で観察された小BIEからは,PLPのピリジン窒素電子が超共役を介してCα-H結合の不安定化に重要役割を果たしていることが示された。
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分類 (1件):
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酵素一般 
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