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J-GLOBAL ID：201202211938581019   整理番号：12A1650521

水中の窒素含有有機化合物の化学的酸素要求量のTiO₂ナノ構造化電極での相乗的光電気化学酸化効果を利用する定量

Determination of chemical oxygen demand of nitrogenous organic compounds in wastewater using synergetic photoelectrocatalytic oxidation effect at TiO₂ nanostructured electrode

著者 (4件)： LI Lihong (Environmental Futures Centre and Griffith School of Environment, Gold Coast Campus, Griffith Univ., QLD 4222, AUS) ,  ZHANG Shanqing (Environmental Futures Centre and Griffith School of Environment, Gold Coast Campus, Griffith Univ., QLD 4222, AUS) ,  LI Guiying (Environmental Futures Centre and Griffith School of Environment, Gold Coast Campus, Griffith Univ., QLD 4222, AUS) ,  ZHAO Huijun (Environmental Futures Centre and Griffith School of Environment, Gold Coast Campus, Griffith Univ., QLD 4222, AUS)
資料名： Analytica Chimica Acta  (Analytica Chimica Acta)
巻： 754  ページ： 47-53  発行年： 2012年11月19日 
JST資料番号： A0394A  ISSN： 0003-2670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学的酸素要求量(COD)は,水品質の評価とモニタリングでの最も重要なパラメーターの1つである。水中の窒素含有有機化合物(NOCs)の自然分解は,顕著な量の酸素を必要とする。しかし,標準のCODの定量におけるNOCsは,最大の酸化的化学環境,例えば,高濃度の二クロム酸塩を含む強酸中の高温での反応媒体中でも完全に酸化されない難分解性の化合物である。したがって,NOCs含有廃水試料のCODの測定値は,理論的COD値よりも一般的に低く,実際の酸素要求量を反映しない。この問題は,CODの定量のためのナノ構造化TiO₂光アノードに基づく光電気化学法を用いるとき,部分的に緩和される。この問題を完全に克服するために,薄層セル中での相乗的光電気化学酸化効果を利用するとき,NOCsの完全酸化が達成される。これは,PeCOD測定の前の試験試料に水酸基含有有機化合物(例えば,グルコース)の単純な添加によって実行される。予備実験結果は,相乗的PeCOD法が,有毒,又は高価な試薬の必要を伴わずに,NOC含有汚染物のCOD値の効率的で信頼性のある方法を提供することを実証する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *有機化合物 ,  *COD【水質】 ,  *ナノ構造 ,  *光電気化学反応 ,  光触媒 ,  *酸化チタン ,  *水中 ,  微小電極 ,  定量分析 ,  アノード ,  光電極 ,  ウレア化合物 ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  カルボアミド ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： ナノ電極 ,  光アノード

分類 (1件)： 水中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04080U)

物質索引 (4件)： 尿素 ,  ニコチン酸 ,  ニコチンアミド ,  アルギニン

タイトルに関連する用語 (8件)： 水中 ,  窒素含有有機化合物 ,  化学的酸素要求量 ,  TiO2 ,  ナノ構造 ,  光電気化学 ,  酸化 ,  定量