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J-GLOBAL ID:201202211986339513   整理番号:12A1066261

固体-液体界面で物理吸着した高分子の粘弾性シグネチャ

Viscoelastic signature of physisorbed macromolecules at the solid-liquid interface
著者 (8件):
資料名:
巻: 383  号:ページ: 208-214  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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固体-液体界面での溶液境界層の粘弾性挙動は界面での分子吸着に起因して,バルクな溶液の場合とは異なることができる。このような特性は界面での分子吸着を意味する特徴的シグネチャとして用いることができる。本検討では,著者らは,水晶共振器法を用いて,金表面に接触するポリエチレングリコール(PEG)溶液境界層の粘弾性特性をシステマチックに測定した。結果から,PEG境界層の粘性や剛性率は,溶液中のPEG濃度と共に増加することが分る。即ち,増加する割合は分子量に依存する。比較的小さなPEG分子については,PEG境界層の粘弾性特性は,同じ濃度のバルクな溶液の場合とはほとんど区別できない。より大きなPEG高分子(分子量がモルあたり数千グラムを超える)については,溶液境界層の粘弾性性質は,該当するバルク溶液の場合とは明らかに異なる。この差異はPEG分子のAu表面への物理吸着,このことが境界層の粘弾性挙動を変化させる,に起因できる。結果は,溶液境界層の粘弾性特性の変化から,固体-液体界面での高分子の吸着挙動が推測できることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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固-液界面  ,  その他の高分子材料  ,  粘性,粘弾性の計測法・機器 

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