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J-GLOBAL ID:201202212137878687   整理番号:12A0925656

周方向のケーシング溝を有する遷音速軸流圧縮機の性能評価

Performance evaluation of a transonic axial compressor with circumferential casing grooves
著者 (3件):
資料名:
巻: 226  号:ページ: 218-230  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: A0947C  ISSN: 0957-6509  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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遷音速軸流圧縮機の動翼列を囲むケーシング面に設置した周方向溝が性能および失速マージンに与える効果を数値計算で検討した。NASA37ロータを対象翼列として,溝の形状,深さ,傾斜角,および数をパラメータとした5ケースのケーシング溝を比較した。汎用ソフトANSYS-CFX11.0を用いてレイノルズ平均ナビエストークス方程式とSST乱流モデル式を有限体積法で解いた。従来の平滑ケーシング面と比較すると,矩形断面の7条溝の場合,最大断熱効率は若干,低下する一方,小流量側の効率低下が少なく,失速限界流量をより小さくでき,且つ全圧比が増加する等,失速マージンが拡大した。5ケースの溝形状は,全体的には失速マージンが4~6%拡大し,断熱効率は0.1~0.65%低下したが,個別には矩形溝が最も良く,スキュー溝は効率低下が大きく,蒲鉾型および前縁/後縁延長型は効果が少なかった。翼列流路の軸方向流速分布,溝部の周方向流速分布,エントロピー分布等を用いて流れ場を詳細検討した結果,ケーシング溝により翼先端漏れ渦が翼間通路中央へ移動し,運動量補給によって通路衝撃波直後の淀み点の発生と剥離を防止する効果があると結論した。
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分類 (1件):
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送風機,圧縮機,風車 
タイトルに関連する用語 (4件):
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