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J-GLOBAL ID:201202212182272226   整理番号:12A1261416

冷間圧延したマルテンサイトにおける超微細構造および高強度

Ultrafine Structure and High Strength in Cold-Rolled Martensite
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号: 10  ページ: 3517-3531  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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MnおよびB含有極低炭素(IF)鋼の冷間圧延(10から80%までの圧下率)による構造微細化を異なる初期構造を持つ試料から研究した:a)ラスマルテンサイト,b)粗大フェライト(粒径150μm)およびc)微細フェライト(22μm)。粗大粒径(120μm)の未合金化IF鋼も以前の研究に基づいて含めた。変形ミクロ構造および構造のパラメーターを,透過電子顕微鏡法および電子後方散乱回折によって解析し,機械的性質を硬度試験および引張試験によって特徴づけた。低ひずみから中間ひずみまででは,ラスマルテンサイトは,セルブロックバウンダリーおよび僅かに無視できる程の強度変化があるセルバウンダリーからなるセルブロック構造に変態する。中間ひずみから大きなひずみまででは,全ての試料でのセルブロック構造はひずみと共に微細化し,硬化速度は一定(ステージIV)である。初期構造の強い効果が構造微細化および強度増加の両方で観察されている。この効果はらすマルテンサイトにおいて最大そして未合金化フェライトにおいて最小である。構造微細化および強度における飽和は観察されない。議論は,低ひずみから中間ひずみまででのセルブロック構造へのラスマルテンサイトの変態をカバーしている。ここで,その変態の駆動力は転位線エネルギーの現象であると示唆されている。中間ひずみ硬化機構から大きなひずみ硬化機構を,転位,バウンダリーおよび固溶元素の付加的な寄与を仮定しての構造-強度関係によって一緒に考察している。流動応力予測と初期のみ変形マルテンサイトおよび変形された試料の両方において実験的に観察された応力値の間で良い一致を見出している。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質  ,  圧延技術 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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