抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Volvo社は世界初のプラグインディーゼルハイブリッド自動車(PIDH)としてV60を販売した。V60は前輪エンジン駆動,後輪電動モータ駆動方式である。ディーゼルエンジンは2.4l,158kWで,電動モータは50kW,CO2排出は49g/kmである。モードは電気駆動(距離50kmまで),ハイブリッド駆動,及び前輪駆動の3モード。4気筒のV60以外に3気筒エンジンも提供している。V6は2010年以来中国Geely社で生産している。VolvoはFordによる買収の後,11年間,同社の陰になってきたが,スウェーデンのSAAB社と異なり,生き延びて強化された。同社は小規模であるために世界市場の変化に迅速に対応できる強みがある。現在同社の1.6lディーゼルエンジンC30ではCO2排出量が94g/kmであるが,来年VEA(Volvo環境アーキテクチャ)ファミリーの4気筒ガソリン/ディーゼルエンジンを発表予定。本稿はこれら動向を紹介した。