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J-GLOBAL ID：201202212231050471   整理番号：12A1410573

環境試料中の六価クロム分析における諸問題

著者 (1件)： 山重隆 (広島県広島地域保健所)
資料名： 日中環境産業  (Japan-China Environmental Industry)
巻： 48  号： 10  ページ： 77-85  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： S0048A  ISSN： 2187-2287  CODEN： NKSICP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クロム(VI)の分析法として,もっとも一般的な公定法である工場排水試験方法(JIS K 0102)では,ジフェニルカルバジド吸光光度法,フレーム原子吸光法,電気加熱原子吸光法,高周波誘導結合プラズマ発光分光法などを併記しているが,クロム(VI)に対する選択性がないものもあり,現場分析では専らジフェニルカルバジド吸光光度法が用いられているようだ。しかしこの方法はクロム(VI)の諸性質とも関連して以前から種々の問題点が指摘され,改善法が検討されてきたが,分離に長時間を要したり,操作が煩雑であったり,さらに,回収率が変動するなど 分析化学上,未だ問題点が多い。ジフェニカルバジド吸光光度法を用いて環境試料中の水溶性クロム(VI)を分析する際の問題点とその対処法を述べ,筆者が調査研究等で活用してきたクロム(VI)と全クロムの簡便な分析方法を紹介した。

シソーラス用語： *六価クロム ,  分析 ,  *吸光分光分析 ,  改良 ,  迅速分析 ,  問題 ,  公害計測 ,  重金属汚染 ,  大気質試験 ,  水質試験 ,  *環境試料 ,  *ウレア化合物 ,  芳香族化合物 ,  多窒素化合物
準シソーラス用語： 改善 ,  公定法 ,  分析法 ,  問題点

分類 (3件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  環境汚染一般  (SB01000C) ,  金属,合金の物理分析  (CC03040V)

物質索引 (1件)： ジフェニルカルバジド

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境試料 ,  六価クロム ,  分析 ,  問題