抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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集光型太陽光発電装置には発電素子が少量で済むなどのメリットがあるが,太陽に正対させる必要があるため追尾が前提となる。本稿では,短期大学の卒業研究として製作した持ち運び可能な太陽光追尾システムについて報告する。受光面の仰角は手動で調節し,水平方向はターンテーブルを旋回し自動追尾させる。装置については,機構部と制御部に分けて説明した。機構部には,質量5~10kg,表面積0.2~0.4m
2の太陽電池パネルを搭載することを想定し,6mm厚のターンテーブルをDCブラシ式モータで減速して旋回させたことなどを述べた。制御部については,追尾センサにおいてスリット経由の太陽光で一定値以上の照度が得られたとき太陽に正対したと判断したことなどを述べた。次にターンテーブル上に試験用太陽電池モジュールを取り付けての実験結果として,この追尾発電量から計算した日射量と,校正された水平面日射量との比較を示した。