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J-GLOBAL ID:201202212402036553   整理番号:12A1014948

瞬時に全周を計測可能な箱型3Dキャプチャデバイスのための基礎検討

Fundamental Study on Box Type Capture Device for Quick Construction of Entire 3D Shape
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 119-128  発行年: 2012年06月30日 
JST資料番号: L3202A  ISSN: 1344-011X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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カメラとプロジェクタを利用した3次元計測手法であるアクティブステレオ法はテクスチャの有無や形状によらず,比較的ロバストに計測が行える。本論文では,15cm角の折り紙や1パックの紙粘土からできるサイズの物体を対象とし,鏡面反射を利用して複数方向からアクティブステレオ法による計測を瞬時に行える一般ユーザ向け箱型3Dキャプチャデバイスを提案した。本装置は計測系を一体化させたハンドヘルド型とし,下面が開放した箱形筐体の上部にプロジェクタとカメラを光軸を下に向けて配置するとともに,筐体内側に傾けた平面鏡4枚配置することで5方向からの計測を可能とする。一方,平面鏡を向かい合わせに設置しているので投影パターンが再帰反射してしまう問題があり,向かい合う二組の鏡面のうち一方には透過軸が水平,もう一方には垂直になるように偏光板を設置した。また,計測には対象物体に箱を被せる操作を必要とするので筐体に衝撃が加わり,内部の光学系がずれた場合にも箱の内部構造を利用して自動的にキャリブレーションを行う手法を提案した。検証用プロトタイプを実装して実物体の全周3Dモデルを取得したところ誤差は0.7~1.7mm程度となり,ユーザ操作の瞬時性が確かめられた。さらに,再帰反射防止手法と空間コード化法の実装によって瞬時なキャプチャが可能となることを示した。
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分類 (3件):
分類
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長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  ,  図形・画像処理一般  ,  表示機器 
引用文献 (18件):
  • Nintendo3DS. http://www.nintendo.co.jp/3ds/
  • 3D Video Capture with Kinect. http://idav.ucdavis.edu/~okreylos/ResDev/Kinect/index.html
  • Trimensional. http://www.trimensional.com/
  • NextEngine HD Pro. http://www.nextengine.jp/
  • ハンディスキャン3D. http://www.creaform3d.com/ja/handyscan3d/products/default.aspx/
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タイトルに関連する用語 (5件):
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