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J-GLOBAL ID：201202212426672450   整理番号：12A0670386

S-アデノシル-L-メチオニンのアジド誘導体を用いたタンパク質のメチル化の生体直交型プロファイリング

Bioorthogonal Profiling of Protein Methylation Using Azido Derivative of S-Adenosyl-L-methionine

著者 (8件)： ISLAM Kabirul (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA) ,  BOTHWELL Ian (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA) ,  CHEN Yuling (Tshinghua Univ., Beijing, CHN) ,  SENGELAUB Caitlin (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA) ,  WANG Rui (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA) ,  DENG Haiteng (Tshinghua Univ., Beijing, CHN) ,  DENG Haiteng (Rockefeller Univ., New York, USA) ,  LUO Minkui (Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, New York, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 13  ページ： 5909-5915  発行年： 2012年04月04日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タンパク質メチルトランスフェラーゼ(PMT)はin vivoにおいて多量体タンパク質複合体の形成を介して機能することから,天然状態でのPMTの活性の詳細な解析が重要と考えられている。本研究では,タンパク質のメチル化の生体直交型プロファイリング(BPPM)を用いて,PMTのターゲットについて検討した。BPPM補助因子としてS-アデノシル-L-メチオニンの4-アジド-2-ブテニル誘導体(Ab-SAM)を用いて,ヒトのPMTであるEuHMT1およびEuHMT2の基質を細胞混合物中で特異的に標識した。BPPMと質量分析による解析を組み合わせることにより,EuHMT1/2の非ヒストンターゲットを同定することができた。EuHMT1/2のメチロームの比較により,EuHMT1およびEuHMT2は異なるセットの非ヒストンターゲットに作用することが示された。PMTの活性部位は保存性であることから,Ab-SAMを用いたBPPMは他のPMTのターゲットの同定にも利用できることが示唆された。

シソーラス用語： 直交性 ,  *タンパク質メチルトランスフェラーゼ ,  化学修飾 ,  プローブ ,  タンパク質複合体 ,  質量分析 ,  基質 ,  アジド ,  ヒト ,  メチル化 ,  脂肪族アミン ,  スルフィド ,  プリンヌクレオシド ,  リボシド ,  リボヌクレオシド ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： EuHMT1 ,  EuHMT2

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

物質索引 (1件)： S-アデノシル-L-メチオニン

タイトルに関連する用語 (7件)： S-アデノシル-L-メチオニン ,  アジド ,  誘導体 ,  タンパク質 ,  メチル化 ,  生体 ,  プロファイリング