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J-GLOBAL ID:201202212502078016   整理番号:12A0685389

微細藻を使った煙道ガスからの二酸化炭素回収 工学的視点およびバイオリファイナリーの構想

Carbon dioxide capture from flue gases using microalgae: Engineering aspects and biorefinery concept
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 3043-3053  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二酸化炭素(CO2)は温室効果増大に対する最も重要な寄与要因の1つである。CO2濃度は過去数十年,主に人為的な排出量の増大によって増大し続けている。この環境問題によって生じる影響を低減するため,大型の排出源によるCO2の回収を目的としていくつかの技術が研究されている。すなわち,(1)吸収,(2)吸着,(3)ガス分離膜,および(4)冷熱蒸留,である。生成する高いCO2濃度の流れは輸送され,地層に貯蔵される。しかしながら,炭素の回収貯蔵(CCS)として知られるこれらの方法は,これらのプロセスの環境面の持続可能性に関する懸念がなお存在するので,短期の解決策と考えられている。有望な技術は微細藻を使ったCO2の生物学的回収である。これらの微生物は,陸生植物より10倍大きい効率で太陽エネルギーを使ってCO2を固定することができる。さらに微細藻を使った回収プロセスは次のような利点を持っている。(1)環境面で持続可能な方法であること,(2)太陽エネルギーを直接利用すること,(3)人の食品,主に養殖漁業用の動物飼料,化粧品,医薬品,肥料,特殊用途のバイオ分子,およびバイオ燃料のような,バイオマスをベースにした高付加価値物質を同時生産すること,である。微細藻によるCO2固定化をCCS法に比べて経済的に競争力のあるものとするための手法を考察したが,これらの手法としてはバイオリアクタの形式,重要なプロセスパラメータ,気体排出物および廃水の処理,収穫法および微細藻バイオマスによって抽出される製品などである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  有害ガス処理法 

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