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J-GLOBAL ID:201202212657607341   整理番号:12A0931842

複合材料の相溶化剤としてのカチオン性両親媒性ブロック共重合体の合成,吸着および接着特性

Synthesis, adsorption and adhesive properties of a cationic amphiphilic block copolymer for use as compatibilizer in composites
著者 (7件):
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巻: 48  号:ページ: 1195-1204  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,繊維系複合材料で,繊維と非極性ポリマーマトリックス間の相互作用を強化するために,セルロース繊維へ静電的に吸着できる相溶化剤を合成することを,目的とした。相溶化剤を繊維表面に付着させ,それにより,変性するこの物理的方法は,温和な条件下で,水中で行えるので,簡便である。ポリスチレン(PS)は,高分子量,非極性ブロックとして用い,ポリメタクリル酸ジメチルアミノエチル(PDMAEMA)は極性ブロックとして用い,それは,その後四級化してカチオン性電荷を賦与した。ブロック共重合体の水中での自己組織化によるカチオン性ミセル形成,および酸化ケイ素表面およびセルロースモデル表面への吸着を研究した。ミセルは,熱処理後,表面散開し,水に対する接触角測定より,この処理後,接触角が著しく増加することが分かった。AFM力測定を,PSプローブを使って行い,接着特性を研究した。接着力は,処理表面では,接触時間増加により,増大した。これは,おそらく,処理表面上のポリスチレンブロックとプローブ間の絡み合いによると推察した。このことより,この型の両親媒性ブロック共重合体の使用は,帯電した補強材料(例えば,セルロース系繊維/フィブリル)と複合材料の疎水性マトリックス間での相溶性向上に有望な方法になることを,実証できた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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共重合  ,  高分子固体の物性一般 
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