抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シイタケ菌床栽培における原材料費の削減を目的として,生産者が栽培終了後に排出した廃菌床を基材の一部に再利用する試験を行った。基材に広葉樹チップのみを使用するものを対照区とし,岐阜県森林研究所内にて全面発生で栽培後の廃菌床,および岐阜県内の生産者が全面発生,上面発生で栽培後の廃菌床により広葉樹チップを2割,4割置換する区を設けて子実体発生等への影響を調査した。結果,廃菌床の種類や利用割合,種菌の違いにより,発生した子実体の重量,個数に差が生じた。一部の試験区では,発生時期が対照区よりも遅い傾向があった。また,廃菌床利用区は菌床表面の雑菌の発生が対照区よりも多い傾向が観察された。(著者抄録)