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J-GLOBAL ID:201202212789165836   整理番号:12A0007603

ヒトテロメラーゼRNA遺伝子(hTERC)の増幅による子宮頸癌および子宮頸部上皮内腫瘍の予測ならびに高リスクヒト乳頭腫ウイルス感染症の検出

Prediction of Cervical Cancer and Cervical Intraepithelial Neoplasia by Amplification of Human Telomerase RNA Gene(hTERC) and Detection of High-risk Human Papillomavirus Infection
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号: 11  ページ: 842-845,881  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2468A  ISSN: 1003-6946  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】浸潤子宮頸癌(ICC)および子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)から剥離した子宮頸部細胞におけるヒトテロメラーゼRNA遺伝子(hTERC)の増幅および高リスクヒト乳頭腫ウイルス感染症(HR-HPV)の発現を試験し,初期の子宮頸部病変初期および疾患進行におけるその効果および臨床的意義を検討する。【方法】蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)およびHybrid Capture II(HCII)を用いてICC41例,CIN27例,良性子宮頸部病変/コンジローム26例におけるhTERC遺伝子およびHR-HPV感染症の発現を検出し,この2つの方法の結果を子宮頸部組織病理の結果と比較した。【結果】CINII-III(15.83%),CINI(7.14%)と良性頸部病変(6.67%)(P<0.01)と比較して,ICCにおけるhTERC遺伝子の陽性発現率(85.37%)には有意差があった。良性頸部病変/コンジローム,CINI,CINII-IIIおよびICCのHR-HPVの陽性感染率は,それぞれ46.15%,71.43%,38.46%と19.51%であった。FISHによる子宮頸部上皮病変におけるhTERC遺伝子の陽性予測値(PPV)および特異度(Sp)は92.68%および88.46%となり,HR-HPV HCIIテストよりも有意に高かった(65.71%および53.85%,P<0.01)。FISHによる頸部上皮病変におけるhTERC遺伝子の感度(Se)および陰性予測値(NPV)は55.88%および43.40%yとなり,HR-HPV HCIIテストよりも有意に高かった(Se33.82%,NPV23.73%,P<0.05)。【結論】HR-HPV HCIIに比べ,FISSHによるhTERC遺伝子の検出は種々の程度の子宮頸部病変の程度に信頼性が高い。hTERC遺伝子増幅による検出には,初期子宮頸部病変の進行リスクを判断する際に予測的意義があると考えられ,子宮頸癌の早期スクリーニング,疾患重篤度の判断および予後評価のための予測指標として用いることもできる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  腫よう学一般  ,  女性生殖器と胎児の腫よう 

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