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J-GLOBAL ID:201202212808850545   整理番号:12A0682487

鋼棒の歪みに関連した不均一性の起源に及ぼす熱間圧延工程の有限要素解析

Finite element analysis of the hot rolling process on the origins of inhomogeneities related to steel bar distortion
著者 (2件):
資料名:
巻: 43  号: 1/2  ページ: 73-77  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0781A  ISSN: 0933-5137  CODEN: MATWER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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低合金鋼20MnCr5製シャフトは,連続鋳造後熱間圧延成形で製造されるが熱間圧延成形後,軸方向に曲ること,金属組織的な試験からシャフト中央部に矩形のマクロ偏析があることが実験からわかっている。鋳造後の熱間圧延の工程は,平板圧延-V字形成形圧延-円形成形圧延(2組のローラーを使用する)-コックスミル(6角形の開口がある)からなる。本研究では,シャフトの歪みメカニズムを解析するために,熱間圧延の上記全工程を有限要素法でシミュレートした。使用した有限要素プログラムは市販のソフトDEFORMである。材料流れはDEFORMの機能の1つであるflow netを使って解析した。解析は前進工程シミュレーションおよび後退工程シミュレーションの2通りで行った。前進工程シミュレーションは熱間圧延工程の順に解析する方法であり,後退工程シミュレーションは,最終的なシャフトのプロファイルから初期の鋳物プロファイルへと解析する方法である。前進プロセスシミュレーション結果から,各工程でのシャフト断面のひずみ分布,グリッドの歪みを示した。それらの結果より,最初規則正しいグリッドが,最初の圧延から歪み始め,円形成形圧延工程からひずみに非対称性が現れ,全工程が終了後でも,ひずみの非対称性が改善されることはないことがわかった。後退プロセスシミュレーション結果から,正方形のグリッドは矩形のグリッドに変形していることがわかった。このことより,シャフトの矩形のマクロ偏析は連続鋳造工程で発生したものであることが示唆される。
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分類 (1件):
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圧延技術 

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