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J-GLOBAL ID:201202212809667825   整理番号:12A1023700

サスペンションの許容範囲に対するハーネス適合の影響

Impact of Harness Fit on Suspension Tolerance
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 346-357  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0550A  ISSN: 0018-7208  CODEN: HMECAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1995年に,米国安全衛生局(OSHA)は,個人落下阻止システムにおいて落下阻止ウェストベルトをフルボディハーネスに置き換えることを規定した建設基準(1998年発効)を義務付けた。作業者が落下後フルボディハーネスによりうまく支えられた後,ぶら下がっている作業者を直ちに救出する必要がある。ぶら下がり状態が長く続くあるいはハーネスが適合していないと足に血液が溜まり心臓や脳への血流が少なくなり,深刻な傷害または死をもたらす危険がある。この現象はサスペンショントラウマとして知られている。本研究では,サスペンションの許容時間に対する身体の大きさ,形状およびハーネス適合の影響を調査した。建設経験のある20名の男性および17名の女性が,フルボディ落下阻止ハーネスの背部D字型リングからぶら下がる実験を行い,サスペンション許容時間,身体的特性およびハーネスの適合レベルを評価した。その結果,身体的特性(体重,身長,上部および下部胴体奥行など)がサスペンション許容時間の減少に関係しており,また,ハーネス適合もサスペンション許容時間に関係していた。すなわち,サスペンションの胴体角度が35°以上,大腿部ストラップ角度が50°以上あるいはハーネスサイズ不適合の被験者は,サスペンション許容時間が短かった。身体的特性およびハーネス適合により,サスペンション許容時間が予測できる。サスペンショントラウマを経験する労働者を5%以下にするには,適合の良いハーネスの選択と9分救助計画が推奨される。
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分類 (3件):
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産業衛生,産業災害  ,  災害・防災一般  ,  安全管理 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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