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J-GLOBAL ID:201202212975457260   整理番号:12A0604111

イットリウム,ストロンチウム分離,およびCherenkov計数の組み合わせによる広範囲の放射能濃度における89,90Srの迅速定量

Rapid determination of 89,90Sr in wide range of activity concentration by combination of yttrium, strontium separation and Cherenkov counting
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巻: 292  号:ページ: 555-569  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0949B  ISSN: 0236-5731  CODEN: JRNCDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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広範囲の放射能濃度における89,90Srの迅速定量法を示した。方法は,混合溶媒アニオン交換クロマトグラフィーによる試料からのストロンチウムとイットリウムの同時分離,水酸化物沈殿による90Yから89,90Srの相互分離,3日以内のCherenkov計数による定量的89,90Sr決定に基づく。YとSrは,エタノールとメタノールの混合溶離液中の硝酸塩形と0.25M HNO3における強塩基アニオン交換体を満たしたカラムでアルカリ,アルカリ土類,遷移元素から,およびランタニドとアクチニドから効率的に分離できることが判明した。Ba,La,およびカルシウムを除く他の調査元素の除染係数は低く,予測可能状況において定量分析に影響しない。試料放射能の時間変化の追跡に基づき,Cherenkov計数による定量分析方法を述べ,議論した。89Sr/90Sr比が10:1以上の時に89,90Srが許容精度で決定でき,Yの分離が広範囲の89Sr/90Sr比(60:1)で,ある場合は他のイットリウムとストロンチウム同位体の存在中で89Srと90Srの信頼できる決定をできることが判明した。結果は,低レベル液体シンチレーションカウンタの使用により,広範囲の濃度放射能(1~1,000Bq/L/kg)における89Srと90Srを2~3日以内に10%未満の不確実性で定量できることを示した。結果はまた,89Sr(と90Sr)の測定精度が,89Sr/90Srの放射能比が高い場合に分離と計数時間の差の決定に強く依存することを示した。バックグラウンド放射線と計数効率への媒質とびんのタイプの影響調査は,最低定量限界が,組み合わせ性能指数が最大化であることから計数媒質としてプラスチックびん中のHNO3の使用にて得られることを示した。50%の回収と100分の計数時間において,推定MDAは90Srと89Srでそれぞれ55Bqと90Bqである。結合不確実性の分析は,主に効率と回収定量の不確実性,同位体とバックグラウンド放射線レベル両方の放射能定量の不確実性に依存することを示した。Copyright 2011 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分析化学一般  ,  同位体分離 

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