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J-GLOBAL ID：201202212984919314   整理番号：12A0099077

尿中のメチルフェニデートとその代謝物リタリン酸の液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析による定量

Determination of methylphenidate and its metabolite ritalinic acid in urine by liquid chromatography/tandem mass spectrometry

著者 (4件)： PATERSON Sharon M. (Toxicology, Canterbury Health Laboratories, Christchurch, NZL) ,  MOORE Grant A. (Toxicology, Canterbury Health Laboratories, Christchurch, NZL) ,  FLORKOWSKI Chris M. (Toxicology, Canterbury Health Laboratories, Christchurch, NZL) ,  GEORGE Peter M. (Toxicology, Canterbury Health Laboratories, Christchurch, NZL)
資料名： Journal of Chromatography B  (Journal of Chromatography B)
巻： 881-882  ページ： 20-26  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： W0571A  ISSN： 1570-0232  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチルフェニデート(MPH)は,注意欠陥過活動性障害(ADHD)と発作性睡眠の治療に認可されている薬剤である。尿中の親薬剤とその代謝物リタリン酸のモニタリングは,治療プログラムの順守の確認のために必要と考えられる。ヒトの尿中のMPHとその代謝物リタリン酸(RA)の定量のための迅速で単純で高感度の液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析(LC-MS/MS)試験法を開発した。尿を水で希釈した後,メチルフェニデート,主な代謝物リタリン酸,及び内部標準としてのd₆-アンフェタミンをPFPプロピルカラムによって,0.02%ギ酸アンモニウムとアセトニトリルの勾配溶出を利用して分離した。全分析時間は13.5分であった。3つの化合物は,正モードでのエレクトロスプレイイオン化を利用して検出した。検量線は5-5000μg/Lの範囲で直線であり(r>0.997),バイアスは≦±20%,日内と日間の変動係数(不正確さ)は<8%,検出限界は5μg/Lであった。定量限界は100μg/Lであった。内部標準のマトリックス効果は,最大で140%であった。メチルフェニデートの安全で有効な利用を高めるための臨床業務に本法が成功裏に利用された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *尿中排泄 ,  *代謝産物 ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  *定量分析 ,  *窒素複素環化合物 ,  中枢興奮薬 ,  薬物分布 ,  患者監視 ,  治療計画 ,  ヒト ,  迅速分析 ,  内部標準法 ,  傾斜溶離法 ,  検量線 ,  変動係数 ,  検出限界 ,  マトリックス効果 ,  芳香族化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： *LC/MS/MS ,  医薬品モニタリング

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  生物薬剤学(臨床)  (GY01022L)

物質索引 (2件)： メチルフェニデート ,  リタリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 尿 ,  メチルフェニデート ,  代謝物 ,  リタリン酸 ,  液体クロマトグラフィー ,  タンデム質量分析 ,  定量