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J-GLOBAL ID：201202213030359667   整理番号：12A0236465

蛍光顕微鏡画像における粒子フィルタリングによるオブジェクト追跡:軸索内の神経フィラメントの運動への応用

Object Tracking With Particle Filtering in Fluorescence Microscopy Images: Application to the Motion of Neurofilaments in Axons

著者 (5件)： YUAN Liang (Ohio State Univ., OH, USA) ,  ZHENG Yuan F. (Ohio State Univ., OH, USA) ,  ZHU Junda (Ohio State Univ., OH, USA) ,  WANG Lina (Ohio State Univ., OH, USA) ,  BROWN A. (Ohio State Univ., OH, USA)
資料名： IEEE Transactions on Medical Imaging  (IEEE Transactions on Medical Imaging)
巻： 31  号： 1  ページ： 117-130  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： H0895A  ISSN： 0278-0062  CODEN： ITMID4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物細胞の機能は細胞内の積み荷分子(カーゴ)の活発な運動に依存する。カーゴの運動の重要なものに,神経細胞の軸索突起に沿う細胞内小器官や高分子構造の軸索輸送がある。カーゴには種々あるが,ここでは神経フィラメントに注目した。これは長い柔軟な蛋白質ポリマで直径10nm,長さ数μmである。この運動の最強力の研究法は蛍光顕微鏡法により低速度撮影した蛍光タグの手動追跡である。本論文では,粒子フィルタリングを用いて,映像系列の連続するフレーム中でのフィラメント位置を再帰的Bayes法により推定した。神経フィラメントの運動は軸索の境界内に制限される。区分的三次元スプライン補間法を用いて軸索の経路をモデル化し,粒子追跡アルゴリズムの中で方向および位置の双方を制限した。これらの二つの空間的制限により,通常の粒子フィルタリングよりも著しく効率的でロバストな追跡方法による観察モデルを得た。実際の神経フィラメントの追跡実験により,提案した方法が熟練ユーザによる手動追跡よりも優れていることを示した。

シソーラス用語： *神経フィラメント ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  細胞 ,  貨物 ,  ニューロン ,  軸索 ,  画像技術 ,  *フィルタリング ,  内挿法 ,  *追跡
準シソーラス用語： *オブジェクト追跡 ,  スプライン補間 ,  共焦点蛍光顕微鏡 ,  積荷 ,  低速度撮影法 ,  *粒子フィルタリング

分類 (2件)： 医用画像処理  (JE04020T) ,  神経科学一般  (GN01010L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 蛍光顕微鏡 ,  粒子フィルタリング ,  オブジェクト追跡 ,  軸索 ,  神経フィラメント ,  運動 ,  応用