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J-GLOBAL ID:201202213053540377   整理番号:12A0963570

Ce0.9Nd0.1O2-δの電気的性質に及ぼす焼結助剤の効果

Effect of sintering aids on the electrical properties of Ce0.9Nd0.1O2-δ
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 805-808  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: A0236B  ISSN: 1293-2558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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Ce0.9Nd0.1O2-δの電気的性質に及ぼす異なる焼結助剤(MoO3およびWO3)の少量添加の効果を調べた。固溶体(Ce0.9Nd0.1)1-xMxO2-δ(x=0.0;M=Mo,W,x=0.01;Ce0.9Nd0.1O2-δ:NDC,(Ce0.9Nd0.1)0.99Mo0.01O2-δ:NDCMo;(Ce0.9Nd0.1)0.99W0.01O2-δ:NDCW)を調製し,キャラクタリゼーションを行った。X線回折パターンは,全試料が,立方蛍石型構造を有する単一相であることを示した。さらに,電界放出型走査電子顕微鏡観察の結果から,1300°Cで15時間焼結した(Ce0.9Nd0.1)0.99M0.01O2-δ(M=Mo,W)は,Ce0.9Nd0.1O2-δよりも優れた焼結性を有することが分かった。電気化学インピーダンス分光法で得た700°Cでの全伝導率(σt)は,次の序列を示した。つまり,NDCW(σt-NDCW700°C=0.039Scm-1)>NDCMo(σt-NDCMo700°C=0.029Scm-1)>NDC(σt-NDC700°C=0.018Scm-1)。この結果は微細構造に起因することを記した。MoO3およびWO3は共に効果的であるが,WO3の方が,セリアベース電解質に対する電気的性質の最適化に対する焼結助剤として一層潜在能力に優れていると結論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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その他の無機化合物の電気伝導 
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