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J-GLOBAL ID：201202213093978634   整理番号：12A1571122

ETBEおよびノルマルヘプタン,イソオクタンの燃焼素反応モデルの構築

著者 (1件)： 鈴木祐史 (JX日鉱日石エネルギー)
資料名： ENEOS Technical Review  (ENEOS Technical Review)
巻： 54  号： 3  ページ： 75-78  発行年： 2012年10月23日 
JST資料番号： F0910A  ISSN： 1348-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 効率的な燃料設計を行うためには,燃料が燃焼する過程を素反応から理解する必要がある。燃焼の素反応を取り扱う技術を,日本でバイオ燃料として用いられているETBE(エチルtert-ブチルエーテル)などの反応モデル作成の過程を通じて紹介した。炭化水素の燃焼過程の素反応,反応モデル自動生成プログラム,ETBE/n-ヘプタン/イソオクタン混合系における反応モデル作成(ETBE単独系の反応モデル作成,n-ヘプタン及びイソオクタンの反応モデルとの合成)について概説した。近年の反応モデル生成の自動化ソフトウェアや反応解析ソフトウェアの進化によって,燃焼の素反応を取扱うための障害が小さくなっていると思われる。燃焼の素反応の理解に基づく燃料設計より,自動車の環境負荷低減へつなげていきたいと論じた。

シソーラス用語： *燃焼 ,  *素反応 ,  シミュレーションモデル ,  設計 ,  生物燃料 ,  計算 ,  計算機プログラム ,  混合燃料 ,  アルカン
準シソーラス用語： 反応モデル ,  燃料設計 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

物質索引 (3件)： ETBE ,  イソオクタン ,  n-ヘプタン

引用文献 (13件)：

• 1) H.J.Curran, P.Gaffuri.W.J.Pitz, C.K.Westbrook, Combust. Flame, 114, 149(1998)
• 2) http://www.frad.t.u-tokyo.ac.jp/˜miyoshi/KUCRS/
• 3) William H.Green, Joshua W.Allen, Robert W.Ashcraft, Gregory J.Beran, Caleb A.Class, Connie Gao, C.Franklin Goldsmith, Michael R.Harper, Amrit Jalan, Gregory R.Magoon, David M.Matheu, Shamel S. Merchant, Jeffrey D.Mo, Sarah Petway, Sumathy Raman, Sandeep Sharma, Jing Song, Kevin M. Van Geem, John Wen, Richard H.West, Andrew Wong, Hsi-Wu Wong, Paul E. Yelvington, Joanna Yu;“RMG-Reaction Mechanism Generator v3.3”, 2011, http://rmg.sourceforge.net/
• 4) C.L.Rasmussen, J.Hansen, P.Marshall, P.Glarborg, Int. J. Chem. Kinet., 40, 454-480(2008), C.L.Rasmussen, J.G.Jakobsen, P.Glarborg, Int. J.Chem. Kinet., 40, 778-807 (2008), J.G.Lopez, C.L.Ramussen, M.U.Alzueta, Y.Gao, P.Marshall, P.Glarborg, Proc. Combust. Inst., 32, 367-375(2009)
• 5) H.J.Curran, P.Gaffuri. W.J.Pitz, C.K.Westbrook, Combust. Flame, 129, 253-280(2002)

タイトルに関連する用語 (7件)： ETBE ,  ノルマルヘプタン ,  イソオクタン ,  燃焼 ,  素反応 ,  モデル ,  構築