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J-GLOBAL ID：201202213132899399   整理番号：12A0302416

高速度鋼のレーザー表面処理:表面でのTiC粒子の存在

Laser surface treatment of high-speed steel: presence of TiC particles at the surface

著者 (4件)： ABDUL ALEEM B. J. (DCU, IRL) ,  ABDUL ALEEM B. J. (KFUPM, SAU) ,  HASHMI M. S. J. (DCU, IRL) ,  YILBAS B. S. (KFUPM, SAU)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 44  号： 2  ページ： 150-155  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 調製された高強度鋼表面のレーザーガス-アシスト加工をおこなった。レーザー処理プロセス前の調製サイクル中において,5%のTiC粉末を含んだ50μm厚みの炭素膜被覆が被加工物の表面で形成された。この表面で形成された炭素層膜は,入射レーザー放射の吸収を増大させ,表面でTiC粒子を保持させた。光学および走査型電子顕微鏡法を用いて,レーザー-処理された表面での微細構造および形態変化を調べ,XRD技術を用いて表面で形成される残留応力を測定した。また圧入試験を用いてレーザー処理された表面の微小硬度および破面靭性を測定した。レーザー処理された表面では,炭素膜および高圧窒素-アシストガスの存在によって,ε-Fe₃Nおよびε-Fe₃(N,C)化合物が形成されることがわかった。また増大硬度および表面近傍で形成される密な層のために,レーザー処理された表面の破面靭性が低下することがわかった。

シソーラス用語： *高速度鋼 ,  *レーザ照射 ,  *表面処理 ,  *微細構造 ,  残留応力 ,  微小硬さ ,  破壊靱性 ,  窒化物 ,  鉄化合物 ,  X線回折 ,  *炭化チタン ,  *表面構造 ,  光学顕微鏡法 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： 窒化鉄

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 高速度鋼 ,  レーザー表面処理