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J-GLOBAL ID:201202213181771330   整理番号:12A0899987

キイチゴ属とシモツケ亜科に感染するErwinia amylovora株のHrp病原性アイランドの比較分析により,組み込み型接合エレメントのレムナントとしてIT領域を同定する

Comparative analysis of the Hrp pathogenicity island of Rubus- and Spiraeoideae-infecting Erwinia amylovora strains identifies the IT region as a remnant of an integrative conjugative element
著者 (19件):
資料名:
巻: 504  号:ページ: 6-12  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Erwinia amylovoraのHrp病原性アイランド(hrpPAI)はIII型分泌系(T3SS)と宿主植物の病原性に必要な他の遺伝子をコードしているだけではなく,組み込み型接合エレメント(ICE)起源のいわゆるアイランド輸送(IT)領域をも含んでいる。2種のシモツケ亜科と3種のキイチゴ属に感染する株のIT領域の比較ゲノム解析から,シモツケ亜科に感染する株では,その長さと遺伝情報に関してシンテニーで,高度に保存されていたが,キイチゴ属に感染する株のIT領域は遺伝子コンテンツと長さが変化しており,モザイク構造を示している。E.amylovora株のICEsは,保存されているICE遺伝子のように,何れも完全ではなく,左のボーダーが欠損しており,おそらく縮小的なゲノム進化によるものである。E.amylovora株のhrpPAI領域と,他のErwinia spp.のシンテニー領域との比較により,hrpPAIとIT領域は,ICEsの中で起きたいくつかの挿入と欠失により形成されていることが示されている。またT3SSは,病原性適応したErwinia spp.の共通の祖先に存在していたこと,そしてIT領域の挿入と欠失は種分化の間におきていたことも示唆されている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  菌類による植物病害  ,  進化論一般  ,  遺伝子の構造と化学 

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