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J-GLOBAL ID:201202213273292226   整理番号:12A0771299

共晶によるアゴメラチンの溶解度の改良

Improving the Solubility of Agomelatine via Cocrystals
著者 (4件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 2226-2233  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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尿素,グリコール酸,イソニコチンアミド,および4-ヒドロキシ安息香酸メチルによるアゴメラチンの4種類の共晶,1~4を合成し,それらの結晶構造をX線回折(XRD)によって研究した。その結果,共晶1~3は2D水素結合骨格構造を,4は1D鎖構造を示すことがわかった。1~3の融点はアゴメラチンII形とその構造異性体の中間になり,4の融点は鎖間相互作用が弱いのでII形やその構造異性体より低くなった。アゴメラチンの水に対する溶解度は1~4の共晶が形成されると増大し,3は最高の溶解度になった。従って,アゴメラチンの溶解度は共晶によって改良できる。さらに,pH6.8のリン酸緩衝溶液中の1~4の溶解度は酢酸やエチレングリコールとアゴメラチンの共晶より高くなった。共晶の安定度は構造異性体の溶解度と対照的である。溶解度と生体利用効率は一般的に関連しているので,アゴメラチンの生体利用効率も共晶1~4の生成によって向上するであろう。
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分類 (4件):
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