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J-GLOBAL ID：201202213276231333   整理番号：12A0939283

さまざまな災害に立ち向かう環境科学 セシウムとストロンチウムの植物における動態と農地の放射能汚染の除去

著者 (1件)： 原田英美子 (滋賀県大 環境科学)
資料名： 滋賀県立大学環境科学部環境科学研究科年報  (滋賀県立大学環境科学部+環境科学研究科年報)
号： 16  ページ： 44-46  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L5339A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所の津波による事故により放射能汚染が問題となっている。セシウムとストロンチウムの環境中での動態や農地などでの汚染除去が課題である。ファイレメディエーションによる放射性核種の除染の可能性が注目されている。ヒマワリが水耕栽培の実験で効果があったことから,農地での実証試験が行われたが,0.7%と低い除去率であった。表土の削り取りでは75%,固化材散布後固化部分の除去で82%,芝地や草地の草を表土と同時剥ぎ取りで92%の除去率であった。また森林では落葉枝層の除去が効果があり,果樹園では樹皮の可能な限り除くことが有効であった。

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  *放射性同位体 ,  *除去 ,  *浄化 ,  *ファイトレメディエーション ,  セシウム ,  ストロンチウム
準シソーラス用語： 原子力発電所事故 ,  *放射性核種 ,  *除染

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 災害 ,  環境科学 ,  セシウム ,  ストロンチウム ,  植物 ,  農地 ,  放射能汚染