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J-GLOBAL ID：201202213417546074   整理番号：12A1219833

260GPaより上での半金属稠密水素

Semimetallic dense hydrogen above 260GPa

著者 (7件)： LEBEGUE Sebastien (Nancy Univ., Vandoeuvre-les-Nancy, FRA) ,  ARAUJO Carlos Moyses (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  KIM Duck Young (Carnegie Institution of Washington, Washington, D.C.) ,  RAMZAN Muhammad (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  MAO Ho-Kwang (Carnegie Institution of Washington, Washington, D.C.) ,  AHUJA Rajeev (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  AHUJA Rajeev (Royal Inst. Technol. (KTH), Stockholm, SWE)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 25  ページ： 9766-9769  発行年： 2012年06月19日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,室温,260-270GPaの圧力で,金属状態の水素が存在することを示した実験が報告されたが,さらに半金属,あるいは他の相への転移を見いだしたとする実験が報告されて議論の的になっている。様々な実験結果の解釈と統一するため,密度汎関数理論とGW近似のようないくつか計算法を組合せて,室温の水素の相IIIはCmca-12相であり,260GPaで半金属になることを示した。フォノン計算から,これが極めて安定であることを示した。計算で得た電子-フォノン結合は比較的弱いため,この相が高温超伝導体になるとは予測されない。

シソーラス用語： *水素 ,  超高圧 ,  *金属水素 ,  *半金属 ,  密度汎関数法 ,  近似法 ,  結晶構造 ,  電子-フォノン相互作用 ,  バンドギャップ ,  *バンド構造 ,  超伝導 ,  *フォノン分散 ,  *金属-絶縁体転移 ,  圧力効果
準シソーラス用語： GW近似

分類 (2件)： 金属-絶縁体転移  (BM02110T) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 半金属 ,  水素