地方都市に住む高齢者の運転と運転諦めへの姿勢に関する調査

NIHEI Misato; KAMATA Minoru

文献

J-GLOBAL ID：201202213467018028 整理番号：12A1166570

地方都市に住む高齢者の運転と運転諦めへの姿勢に関する調査

A Survey of the Elderly in Regional Cities on their Attitudes toward Driving and Giving Up Driving

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資料名：
巻： 5 号： 1 ページ： 98-109 (J-STAGE) 発行年： 2012年
JST資料番号： U0070A ISSN： 1882-1782 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

日本では高齢ドライバーが毎年増加している。しかしながら,加齢により起こる物理的欝病も,交通事故の原因であるとともに,これらの事故は全て,いつの日か運転を断念せざるを得なくなる。本研究の目的は,高齢者の間での自動車依存性と,運転を停止せざるを得ないという衝撃による影響を明らかにすることである。加えて,高齢者の運転免許証を返却させた後の彼らに対する代替交通機関を提案することである。著者らは,アンケート調査及びフォーカスグループ・インタビューを実施した。この研究で,公共輸送機関へのアクセスに便利・不便利な地域を含む地方都市に住む60歳以上の1338人にアンケートを送付した。こうした調査から,高齢者の半数以上は毎日,運転し,高齢者でも年齢の高い人の運転頻度は低いことが分かった。運転技能の低下を感じる高齢の免許所持者は運転能力は低下している。さらに,代替モビリティ問題は「社会的・パーソナル関係を維持するためのモビリティ装置」であるとともに「歩行拡大としてのモビリティ装置」及び「既存の公共輸送環境の使用」であることが明らかになった。(翻訳著者抄録)

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運転者

引用文献 (13件)：

(1) Cabinet office, White Paper on traffic safety in Japan 2010, http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h22kou_haku/gaiyo/genkyo/topics/topic01.html (2010. 11).
(2) Society of Automotive Engineers of Japan, Old people driving handbook Car society kind to the old people, Society of Automotive Engineers of Japan, 2005.
(3) Nishimura, S., Case study of governmental action; from the city which aged-rage 34% - the driving license cessation system- (in Japanese), Rounen Seishin Igaku Zasshi, Vol 19, No.1 (2008), pp.164-168.
(4) Tokoro, M., Problem about license renewal of elderly drivers (in Japanese), Japan Socio-Gerontological Society, Vo.30, No.1 (2008), pp.98-105.
(5) Toyoda, Y., Shigenobu, K. and Ikeda, N., Research on the actual situation of the elderly driver (in Japanese), Japanese Journal of Geriatric Psychiatry, Vol. 19, No.1 (2008-1), pp.138-147.

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