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J-GLOBAL ID:201202213472665791   整理番号:12A0842974

in vivoでのラット海馬CA1領域の電場電位記録に対する新規電気生理学的技術:刺激/記録/ドラッグデリバリーシステムの開発と適用

A Novel Electrophysiological Technique for Rat Hippocampal CA1 Area Field Potential Recording in vivo:Development and Application of Stimulation/Recording/Drug Delivery System
著者 (7件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 370-377  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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学習と記憶の研究において,ラット海馬電場電位を記録すること,特にin vivo記録は重要な手段である。最新の海馬電場電位記録における不利及び不便に打ち勝つために,そして,in vivo実験効率を上げるために,in vivo海馬電場電位記録に対する刺激/記録/ドラッグデリバリーシステムを開発し,適用した。麻酔SDラットを定位固定装置に固定し,手製刺激/記録/ドラッグデリバリーシステムを用いて海馬CA1領域における電場励起シナプス後電位(fEPSP)を記録した。その結果,刺激/記録/ドラッグデリバリーシステムを用いることにより,fEPSPがほとんど毎回の試験刺激によって容易に誘発され,安定して長期間維持されることを示した。高頻度刺激(HFS)は初期相LTP(E-LTP)及び後期相LTP(L-LTP)をうまく誘導した。基準fEPSP及びLTPは,AMPA受容体アンタゴニストCNQX(100μmol/L,1μl)及びNMDA受容体アンタゴニストAP-5(100μmol/L,1μl)の海馬内注入(IH)により,大脳脳室内注入(ICV)と比べて短い潜伏期と少ない用量で,各々迅速かつ効率的に抑制された。対パルス促進(PPF)の誘導と記録もまた,組み合わせ装置を用いて比較的容易かつ安定であった。要約すると,in vivoラット海馬CA1領域の電場電位の記録における刺激/記録/ドラッグデリバリー組み合わせシステムの簡便性,再現性及び高効率は,シナプス可塑性の研究においてシステムをより実用的にし,この技術は脳の高次認知機能の研究に対する重要な基礎を構築した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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