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J-GLOBAL ID:201202213515467891   整理番号:12A0604336

ナノ充填ポリマコーティングの光安定性における粒子/ポリマ界面の決定的役割

Critical role of particle/polymer interface in photostability of nano-filled polymeric coatings
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 251-267  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: H0021C  ISSN: 1547-0091  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子充填ポリマコーティングは機械的,電気的,光学的,熱的及び抗菌性能を強化できることによって近年関心を高めている。充填剤の粒径が小さいことによってナノ充填システムにおける容積分率/ポリマ界面面積比が劇的に増加し,ナノ充填システムの性能に対する界面領域の重要性が増す。一方,ナノ粒子/ポリマ界面を特性化する技法は限られており,界面特性がナノ充填ポリマコーティングの光安定性及び長期性能に影響を及ぼす機構が十分理解されていない。本研究ではナノZnO充填ポリウレタン(PU)コーティングシステムの紫外線(UV)安定性に及ぼす役割を調べた。粒径,充填量,ナノ粒子の表面改質などの粒子/ポリマ界面特性に及ぼすパラメータの影響をZnO/PU膜の光劣化に関して調べた。UV曝露前後の界面領域の性質を原子間力顕微鏡(AFM)ベース技法によって特性化した。それらの結果は界面特性がUV曝露ZnO/PU膜の化学的,熱機械的及び形態特性に強く影響することを示した。タッピングモードAFMと新規電気力顕微鏡(EFM)を組合わせることによって粒子/ポリマ界面領域をZnO/PU膜の表面から直接検出することに成功した。さらに研究結果はZnOナノ粒子がUV照射条件によって光触媒あるいはまた光安定剤として機能する可能性があることを示した。ZnO/PU界面の近傍に存在するポリマはZnOナノ粒子がポリマに対する光触媒としてあるいは光安定剤として作用するかによって選択的に分解されるか保護されるかするという仮説を提案した。本研究は粒子/ポリマ界面がナノ充填ポリマコーティングの光安定性において決定的に作用することを明瞭に示した。Copyright 2011 ACA and OCCA (outside the USA) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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塗料の性質  ,  顔料  ,  固-固界面  ,  高分子固体のその他の性質 

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