抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,SSTデータ(OISST(Reynolds et al.2010))を用いて北太平洋西部亜寒帯域におけるSST前線の経年変動を調べることを目的とする。時空間解像度は1日,1/4°である。研究対象期間は1982年から2011年の30年間で,冬季として1月から3月で平均したデータを用いる。そして,各経度で水温勾配が最大となる場所を前線と定義した。148°-150°Eで東西平均した水温前線の南北位置変動は移動幅が小さいことが確かめられた。続いて,前線の強度は準十年周期変動が観察され,振幅も大きいことがわかった。海洋構造や流速場の観点で,水温前線の実態および変動要因について得られた結果を紹介する。(著者抄録)