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J-GLOBAL ID：201202213550359422   整理番号：12A1080652

金属ガラスの原子構造に関連する動特性

Relating Dynamic Properties to Atomic Structure in Metallic Glasses

著者 (4件)： SHENG H. W. (George Mason Univ., School of Physics, Astronomy and Computational Sciences, 22030, Fairfax, VA, USA) ,  MA E. (Johns Hopkins Univ., Dep. of Materials Sci. and Engineering, 22018, Baltimore, MD, USA) ,  KRAMER M. J. (U.S. Dep. of Energy, Ames Lab., 50011, Ames, IA, USA) ,  KRAMER M. J. (Iowa State Univ., Dep. of Materials Sci. and Engineering, 50011, Ames, IA, USA)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 64  号： 7  ページ： 856-881  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属ガラスの原子充填は完全にランダムではなく,様々な程度の構造規則化を示す。一方,局所構造はガラスの特性に深く影響すると考えられているが,構造-特性関係の基礎的理解が欠如している。本論文では,計算機モデリングの見方から,金属ガラスの構造欠陥と動的特性の間の複雑な相互作用を明らかにするための微視的な描像を提供する。そのような現実的モデルのための計算方法論を導入した。準等価クラスタ充填の概念を探索するために,亜原子的”ボイド”の形状的尺度に焦点を当てることにより,形成プロセス中のプロトタイプ金属ガラスの構造的規則化を定量化した。ボイドと結合した原子サイトは,振動及び原子輸送特性を含む動力学を理解する上で極めて重要であることが分かった。ガラスの振動スペクトルにおける異常なボソンピーク(BP)の構造の起源及び原子充填キャビティとの相関を明らかにするために,正規モード解析を実施した。システムのエネルギー景観に関する遷移状態の研究から,そのような構造不規則は,構造緩和/規則化の程度を著しく変化させる拡散エネルギー障壁及び拡散経路を伴う原子拡散のための容易な要因であることが分かった。また金属ガラスの機械的性質に対する構造欠陥の意味を議論した。Copyright 2012 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 動特性 ,  *金属ガラス ,  原子構造 ,  *規則化 ,  局所性 ,  シミュレーションモデル ,  動力学 ,  充填 ,  空洞 ,  構造緩和 ,  拡散 ,  *欠陥 ,  非晶質合金

分類 (1件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 金属ガラス ,  原子構造 ,  動特性