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J-GLOBAL ID：201202213567816274   整理番号：12A1259875

抗癌薬として可能性のある,TEMPOフリーラジカルユニットを有するルテニウム及びオスミウムアレーンを基体としたパウロン

Ruthenium- and osmium-arene-based paullones bearing a TEMPO free-radical unit as potential anticancer drugs

著者 (6件)： ARION Vladimir B. (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  DOBROV Anatolie (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  GOESCHL Simone (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  JAKUPEC Michael A. (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  KEPPLER Bernhard K. (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  RAPTA Peter (Slovak Univ. Technol., Bratislava, SVK)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 68  ページ： 8559-8561  発行年： 2012年09月04日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TEMPOフリーラジカルユニットとルテニウム及びオスミウムのアレーン錯体を有する修飾されたパウロンリガンドを合成し,癌細胞に対する抗増殖活性について検討した。合成されたパウロンリガンドHL,HL¹及び二つの金属錯体は,IR,UV-vis,RPRスペクトロスコピー,元素分析,ESI質量分析で評価された。HLと関連錯体は6種のヒト腫瘍細胞株において高い抗増殖活性を示したが,HL¹は細胞毒性がかなり低かった。これらの化合物は,水溶解度が改善された全く新しいクラスのパウロンであると考えられた。

シソーラス用語： ヒト ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  ラジカル ,  *ルテニウム錯体 ,  *オスミウム錯体 ,  赤外分光法 ,  スペクトロスコピー ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  元素分析 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  細胞毒性 ,  *増殖阻害 ,  アレーン錯体 ,  A549細胞 ,  配位子 ,  バイオアッセイ ,  二次構造 ,  DNA【核酸】 ,  コメットアッセイ ,  プラスミド ,  *窒素複素環化合物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  抗腫瘍薬 ,  抗腫瘍作用
準シソーラス用語： [オスミウム(p-シメン)(HL)Cl]Cl・3H₂O ,  [ルテニウム(p-シメン)(HL)Cl]Cl・2H₂O ,  CH1細胞 ,  IRスペクトロスコピー ,  MTT法 ,  N87細胞 ,  SK-Mel-28細胞 ,  SW480 ,  SW480細胞 ,  T-47D細胞 ,  UV-visスペクトロスコピー ,  *パウロン ,  *抗増殖活性

分類 (3件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (3件)： [[4-[[6-[(2-ピリジルメチル)アミノ]-7,12-ジヒドロインドロ[3,2-d][1]ベンゾアゼピン-9-イル]カルボニルアミノ]-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル]オキシ]ラジカル ,  4-[[6-[(2-ピリジルメチル)アミノ]-7,12-ジヒドロインドロ[3,2-d][1]ベンゾアゼピン-9-イル]カルボニルアミノ]-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン ,  TEMPO

タイトルに関連する用語 (7件)： 抗癌薬 ,  可能性 ,  TEMPO ,  フリーラジカル ,  ルテニウム ,  オスミウム ,  アレーン