文献

J-GLOBAL ID：201202213626197770   整理番号：12A0784915

ナノスリットに閉じこめられた二本鎖DNAに及ぼすトポロジとイオン強度の効果

Effects of Topology and Ionic Strength on Double-Stranded DNA Confined in Nanoslits

著者 (6件)： LIN Po-keng (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  HSIEH Chih-Chen (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  CHEN Yeng-Long (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHEN Yeng-Long (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  CHEN Yeng-Long (National Tsing-Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  CHOU Chia-Fu (Academia Sinica, Taipei, TWN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 6  ページ： 2920-2927  発行年： 2012年03月27日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリコン/ガラスナノスリットに閉じこめられた単一線状および円弧状λ-DNAの平衡形状から,DNAダイナミクスに及ぼす静電相互作用とトポロジ制約の影響を調べた。鎖回転半径R_∥,形状非球面性A,緩和時間τの鎖トポロジ,スリット高さh(20~782nm),溶媒イオン強度I(8.2~268.8mM)への依存性からhとIが低下すると鎖形はより非球形になることがわかった。強いsub-Kuhn長制約下ではDNA緩和時間はh減少とともに増加した。これらの実験結果から回転半径と緩和時間のスケーリング指数は単一線状および円弧状λ-DNAで同じであり,sub-Kuhn長スリットにおける回転半径と緩和時間の定性的依存性を解明できた。

シソーラス用語： *λファージ ,  DNAウイルス ,  慣性半径 ,  緩和時間 ,  *高分子鎖 ,  イオン強度 ,  スケール則 ,  円形 ,  直線 ,  *位相幾何学
準シソーラス用語： スケーリング則 ,  *トポロジー ,  *ナノスリット ,  非球面 ,  二本鎖DNA

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノスリット ,  二本鎖DNA ,  トポロジ ,  イオン強度