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J-GLOBAL ID：201202213632205598   整理番号：12A0585137

ヒトにおけるカイロミクロン生産の調節

Regulation of chylomicron production in humans

著者 (2件)： XIAO Changting ,  LEWIS Gary F.
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1821  号： 5  ページ： 736-746  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カイロミクロン(CM)は脂肪及び吸収後状態(脂質が少ないCM)に応答して腸から分泌され,摂取した脂質を体のエネルギー貯蔵及びエネルギー利用組織に輸送し,分配する重要なビヒクルである。CMは食後脂肪血症に排他的ではないが,大きく寄与する。腸のCM生産はインシュリン抵抗性条件下のヒトで増大し,その条件でのCMの過剰生産は高度流行性異脂肪血症に寄与する。CM残渣には直接アテローム形成特性がある。CMの集合と分泌は摂取した脂肪(分泌の主要刺激物)以外の栄養,ホルモン,代謝及び遺伝などの多くの因子により調節される。健康人及び病人におけるCM生産調節機構の解明はアテローム性動脈硬化症及び心血管疾患の治療と予防に資すると推察される。ヒトにおけるCM生産の現在の知見を概説した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ヒト ,  *カイロミクロン ,  生体輸送 ,  摂食 ,  エネルギー貯蔵 ,  代謝性疾患 ,  発生生理 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  心血管疾患 ,  アポB ,  インスリン抵抗性
準シソーラス用語： インシュリン抵抗性 ,  アテローム形成 ,  アポB-48 ,  異脂肪血症 ,  脂質輸送

分類 (1件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒト ,  カイロミクロン ,  調節