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J-GLOBAL ID：201202213661731630   整理番号：12A0581136

特許権と差止請求~救済策としての差止請求~

著者 (1件)： 富田淳子 (青山学院大 大学院)
資料名： 青山学院大学大学院青山社会科学紀要  (Aoyama Journal of Social Sciences)
巻： 40  号： 2  ページ： 89-109  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： L0688A  ISSN： 0286-3901  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 特許権を中心に,差止請求件のもつ救済の効果と活用の可能性について述べた。差止請求において,現時点での事実をもって将来を予測し,将来の給付の訴えを認めることは難しいと思われるが,特許権者が早期解決を希望し,差止請求仮処分命令の申し立てを選択することが多いという現実に配慮すれば,やはり,事前的な金銭的救済が必要になる。ここでは,「実施の対価」的な金銭的救済ではなく,「最低限保証金」的な金銭的救済を提案した。

シソーラス用語： *産業財産権 ,  貨幣 ,  保証
準シソーラス用語： 差止請求 ,  *特許権 ,  金銭的救済

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

タイトルに関連する用語 (1件)： 特許権