文献

J-GLOBAL ID：201202213668803173   整理番号：11A1959130

低炭素バナジウムマイクロアロイド鋼類の動的再結晶化と析出特性

DYNAMIC RECRYSTALLIZATION AND PRECIPITATION BEHAVIORS OF A KIND OF LOW CARBON V-MICROALLYED STEEL

著者 (4件)： Chen Liqing (State Key Lab. of Rolling and Automation, Northeastern Univ., Shenyang) ,  Zhao Yang (State Key Lab. of Rolling and Automation, Northeastern Univ., Shenyang) ,  Xu Xiangqiu (R {L-End}& D Center,FAW Group Corp., Changchun) ,  Liu Xianghua (State Key Lab. of Rolling and Automation, Northeastern Univ., Shenyang)
資料名： Jinshu Xuebao  (Jinshu Xuebao)
巻： 46  号： 10  ページ： 1215-1222  発行年： 2010年 
JST資料番号： B0626A  ISSN： 0412-1961  CODEN： CHSPA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 熱機械シミュレータ,OM,およびTEM用いて,低炭素バナジウムマイクロアロイド鋼類の動的再結晶化(DRX)と析出特性を900~1050°Cの温度域と0.01~10s-1の歪速度域で研究した。この種のバナジウムマイクロアロイド鋼の高温変形の活性化エネルギー(Qdef)を回帰分析で算出し,341.97kJ/molであった。一方,見かけの応力指数(n)は4.24と算出された。また,熱間加工プロセスを記述する方程式も得た。DRXの限界ひずみを,P-J法と加工硬化率と真応力間の高次元多項式近似に基づき正確に決定し,限界ひずみとピーク歪対Zパラメーターの数学モデルを導出した。低歪速度でのV(C,N)粒子の動的析出特性をさらに研究した。試験結果から,歪が増加するとV(C,N)粒子の平均サイズが増加し,析出物の粒度分布が広くなることがわかった。再結晶化の駆動力とピン止め力の計算結果から,いったん動的再結晶化が起こると,動的析出は動的再結晶化の発生を阻止できないことがわかった。

シソーラス用語： *マイクロアロイド鋼 ,  *再結晶 ,  *析出 ,  活性化エネルギー ,  パラメータ ,  歪 ,  多項式近似 ,  比率 ,  数学モデル
準シソーラス用語： *再結晶化 ,  限界歪 ,  加工硬化率

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素 ,  バナジウム ,  マイクロアロイド鋼 ,  動的再結晶 ,  析出