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J-GLOBAL ID：201202213677930048   整理番号：12A0429220

除草剤抵抗性雑草の生態と防除-オモダカなど水田雑草における除草剤抵抗性研究の現状-

著者 (1件)： 内野彰 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ)
資料名： グリーンテクノ情報  (Journal of Agricultural and Food Technology)
巻： 7  号： 3  ページ： 16-20  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： L2573B  ISSN： 1880-2346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スルホニルウレア系除草剤(SU剤)に対する除草剤抵抗性は,北海道のミズアオイで最初に確認され,1990年代半ばから問題となった。近年においては,オモダカなどの多年生雑草においてもSU抵抗性が疑われるようになっている。ここでは,オモダカを中心に,水田雑草におけるSU抵抗性研究の現状について紹介した。まず,主なSU剤の7剤とSU抵抗性の雑草18種について述べた。次ぎに,オモダカにおけるSU抵抗性,SU抵抗性のメカニズム,オモダカのSU抵抗性の2タイプ,オモダカの生態と防除,SU抵抗性の生態的特性について述べた。

シソーラス用語： *除草剤 ,  *雑草 ,  オモダカ科 ,  カヤツリグサ科 ,  ミズアオイ科 ,  ゴマノハグサ科 ,  農薬耐性 ,  雑草防除 ,  除草作用 ,  エーテル ,  窒素複素環化合物 ,  スルホンアミド ,  有機塩素化合物 ,  ウレア化合物 ,  カルボン酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： アゼナ ,  イヌホタルイ ,  オモダカ ,  コナギ ,  *スルホニルウレア系除草剤 ,  *水田雑草

分類 (2件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F) ,  雑草による植物被害  (FC04062J)

物質索引 (7件)： アジムスルフロン ,  イマゾスルフロン ,  シクロスルファムロン ,  ハロスルフロンメチル ,  ピラゾスルフロン ,  フルセトスルフロン ,  ベンスルフロンメチル

引用文献 (22件)：

• Diggle, A. J., Neve, P. B. and Smith, F. P. (2003) Herbicides used in combination can reduce the probability of herbicide resistance in finite weed populations. Weed Research43,371-382.
• 伊藤一幸(1997)水田雑草オモダカ塊茎の萌芽生態と動態に関する研究農業研究センター研究報告26:1-75.
• 伊藤一幸・宮原益次(1989)水田多年生雑草オモダカ繁殖体の生存状態と出芽に関する生態学的研究第5報塊茎からの発生消長と出芽に及ぼす要因.雑草研究34, 299-307.
• 木村知美,内田成,峯岸なつこ,向田秀司,竹内崇,岡村充康(2009)新規水稲除草剤テフリルトリオンに関する研究(第2報)スルポニルウレア抵抗性雑草に対する除草効果および残効性・葉齢限界.雑草研究54(男IJ),11.
• 古原洋,山下英雄,山崎信弘(1996)北海道における水田雑草ミズアオイのスルポニルウレア系除草剤抵抗性.雑草研究41(別1),236・237.

タイトルに関連する用語 (8件)： 除草剤抵抗性 ,  雑草 ,  生態 ,  防除 ,  オモダカ ,  水田雑草 ,  研究 ,  現状