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J-GLOBAL ID:201202213686241581   整理番号:12A0189420

白タマネギ(Allium cepa L.)球根由来の抗真菌サポニン

Antifungal saponins from bulbs of white onion, Allium cepa L.
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  ページ: 133-139  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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セポシドA,B,Cと命名した3種のサポニンを,白タマネギ,Allium cepa L.球根から分離した。その構造解明を,2D NMR分光法と質量分析を含む包括的分光分析と化学的証拠により行った。化合物構造を,(25R)-フロスト-5(6)-エン-1β,3β,22α,26-テトラオール1-O-β-D-キシロピラノシル26-O-α-D-ラムノピラノシル-(1→2)-O-β-D-ガラクトピラノシド(セポシドA),(25R)-フロスト-5(6)-エン-1β,3β,22α,26-テトラオール1-O-β-D-キシロピラノシル26-O-α-D-ラムノピラノシル-(1→2)-O-β-D-グルコピラノシド(セポシドB),(25R)-フロスト-5(6)-エン-1β,3β,22α,26-テトラオール1-O-β-D-ガラクトピラノシル26-O-α-D-ラムノピラノシル-(1→2)-O-β-D-ガラクトピラノシド(セポシドC)と同定した。分離化合物の単独及び組み合わせにより,10種の真菌類に対する抗微生物活性を評価した。3種サポニン全ての抗真菌活性は濃度と共に増加して,下記ランクにより変化した。セポシドB>セポシドA~セポシドC。3種のサポニンを組み合わせて適用した場合,Botrytis cinereaとTrichoderma atrovirideの増殖が強く抑制されたため,3種セポイドのそれらに対する抗真菌活性の有意相乗作用が分かった。対照的に,Fusarium oxysporum f.sp.lycopersici,Sclerotium cepivorum,Rhizoctonia solaniのサポニンによる影響は非常に少なかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
グリコシド,配糖体  ,  植物の生化学 

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