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J-GLOBAL ID:201202213711470736   整理番号:12A1422389

慢性肝疾患における非定型カドヘリンFAT1の発現および機能

Expression and function of the atypical cadherin FAT1 in chronic liver disease
著者 (6件):
資料名:
巻: 426  号:ページ: 404-408  発行年: 2012年09月28日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝線維症は肝細胞障害に応答しての創傷治癒過程と考えられる。肝星細胞(HSC)の活性化は肝線維症の鍵反応である。非定型カドヘリンFAT1は細胞増殖や細胞極性など多様な生物反応に関与し,創傷治癒にも影響する。ここで,慢性肝障害マウスモデル及び各種肝疾患患者の肝硬変肝臓における,FAT1発現の増加を観察した。非アルコール性脂肪肝患者の肝臓組織において,FAT1発現は有意に亢進し,コラーゲンα1(1)発現と相関した。FAT1 mRNAおよび蛋白質発現は,初代ヒト及びマウスHSCのin vitro活性化時著しく増加した。纏めると,このデータは疾患肝臓のFAT1発現亢進の細胞ソースとしての活性化HSCを示唆した。siRNAによるこれら細胞のFAT1抑制により,活性化HSCにおけるFAT1抑制がNFκB活性のダウンレギュレーションを起こすことを見いだした。この転写因子はHSCのアポトーシス抵抗性で重要であり,結果として,FAT1抑制HSCでアポトーシス率の高いことを見いだした。この知見は慢性肝疾患における肝線維症の防止および治療に対する新しい治療標的としてのFAT1を示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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消化器の疾患  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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