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J-GLOBAL ID:201202213728768704   整理番号:12A0436808

イタリアの歯科医院における環境の微生物汚染:標準化されたサンプリング法と閾値のための勧告をもたらす多施設調査

Microbial environmental contamination in Italian dental clinics: A multicenter study yielding recommendations for standardized sampling methods and threshold values
著者 (22件):
資料名:
巻: 420  ページ: 289-299  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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微生物学的環境調査をイタリアで,10の歯科医院で行った。水・空気・物体表面の微生物汚染を各医院で,5診察日,月1週間,3か月間評価した。水と表面のサンプルを診療活動の前と後に採取し,空気のサンプルを診療活動の前と後,その間に採取した。参加医院間と異なるサンプリング時期の両方で,微生物の環境汚染には広い変動が見られた,診療活動前では,水道水における微生物汚染は51,200cfu/mL(ミリリットル当たりのコロニー形成単位)に達し,歯科用ユニット水ライン(DUWSs)では872,000cfu/mLに達した。診療活動の後では,水道水とDUWSsにおける総生菌数(TVC)は著しく減少した。緑のう菌は,水道水サンプルの2.38%(7/294)に,DUWSサンプルの20.06%(59/294)に見られた。レジオネラ属菌は,水道水サンプルの29.96% (89/297),DUWSサンプルの15.82% (47/297)に見られ,診療活動の前と後に顕著な違いは無かった。微生物の空気汚染は,歯科診療の間が最も高く,診療活動の終わりには著しく低下した(p<0.05)。表面上の微生物は診療時間の間に著しく増加した。本研究は,標準化されたサンプリング法と歯科医学における汚染モニタリング用の閾値設定のためのデータを提供する。緊急介入の必要な幾つかの非常に重大な状況も認めた。また,本調査は,歯科医院のための有効な管理方策の定義を目的とする研究の必要性を強調する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境汚染一般  ,  微生物学・ウイルス学一般  ,  歯科学一般 

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