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J-GLOBAL ID:201202213736070368   整理番号:12A1262212

長期EEG記録にあるさまざまなタイプのアーチファクトをフィルタリングするための最適投影による適応フィルタリングの改善

Improvements of Adaptive Filtering by Optimal Projection to filter different artifact types on long duration EEG recordings
著者 (19件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 234-249  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0213C  ISSN: 0169-2607  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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最適投影による適応フィルタリング(AFOP)は,脳波(EEG)記録の眼球運動および筋肉活動アーチファクトを低減するための自動的な方法である。ここではこの方法に,眼球運動アーチファクトフィルタリングの安定性の改善と電極のアーチファクトをフィルタリングする方法の改造の,二つを追加した。これらの改善により,脳信号とくに癲癇を特徴づけるものを保存して,ほとんどすべての現状のタイプのアーチファクトを低減することが可能となった。この汎用性のある方法では,信号をいくつかの時間周波数ウィンドウに分割して,それぞれに異なる空間フィルタを適用する。これらの空間フィルタのひとつを定義するためには,共通信号パターン(CSP)法を用いてアーチファクトの空間投影を定義する第1ステップと,回帰を用いてEEGの空間投影を定義する第2ステップの,2ステップが必要である。第2ステップでは階層直交化プロセスを提案して,安定性を向上した。この方法を癲癇患者の長期EEG記録で試験した。神経学者が,取り除いたアーチファクトの比率と保存されたEEGの比率を定量化した。評価に使ったアーチファクトのある330ページの内,可読性が良好と判断されたものは78%,同じは20%で,悪くなったは2%であった。アーチファクトの振幅は平均で80%低減した。同時に脳の信号源は,(α,θ,δ,スパイクなどの)波形のタイプにより振幅で70%から95%まで保存された。マニュアルの独立成分分析(ICA)を用いたブラインド比較も行った。そしてこの方法が,日常の臨床実務で他に負けず,有効であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生体計測 

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