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J-GLOBAL ID：201202213772346779   整理番号：12A1420976

世界遺産登録への取組みが進む富士山-土木とのかかわりを考える-Part4 富士山の砂防事業等について-地域の安全・安心のために-

著者 (1件)： 新宅幸夫 (国交省)
資料名： 土木学会誌  (Civil Engineering)
巻： 97  号： 10  ページ： 48-49  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： F0027A  ISSN： 0021-468X  CODEN： DOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本最大級の崩壊地である大沢崩れへの対策とはじめとした富士山の砂防事業の概要を説明した。大沢崩れの源頭部対策として,標高2100mの場所で崩壊土砂の移動防止などを目的としたブロックスクリーン工を施工し検証中である。大沢扇状地対策として,流出土砂を扇状地の遊砂地で氾濫・堆積させ下流への流出量を低減させている。また富士山噴火に対する迅速な対策を実施するための火山砂防調査を実施している。静岡市由比地区に大規模な地滑り地形が確認されたことから,地下水位の低下などの地滑り対策事業を2005年より着手している。

シソーラス用語： *火山 ,  *砂防 ,  地滑り ,  土砂流出 ,  地形 ,  扇状地 ,  静岡県
準シソーラス用語： 火山砂防 ,  大沢崩れ ,  地滑り地形 ,  *富士山

分類 (2件)： 一般,砂防工学  (RC12010B) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (1件)：

• 国土交通省富士砂防事務所. 国土交通省富士砂防事務所ホームページ. http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/

タイトルに関連する用語 (6件)： 世界遺産 ,  富士山 ,  土木 ,  砂防事業 ,  地域 ,  安心