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J-GLOBAL ID：201202213794727768   整理番号：12A1315758

レールの表面修復層のミクロ組織と衝撃特性に及ぼすAlの影響

Effect of Al on microstructure and impact property of surfacing repair layer of rail

著者 (6件)： LI D. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  GOU G.Q. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  LIU Y. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  ZHU T.H. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  JI H. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  CHEN H. (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN)
資料名： Surface Engineering  (Surface Engineering)
巻： 28  号： 7  ページ： 548-553  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： A0614C  ISSN： 0267-0844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 破損したレールの大部分は表面技術を利用して修復されている。修復法の一つにセルフシールド式フラックス入りワイヤーを用いる方法がある。溶融プールを保護するため,アルミニウム粉末は常にフラックス入りワイヤーに添加される。しかしながら,Al量が表層のミクロ組織と衝撃特性にかなり影響を及ぼす。従って,Alの量を種々に変化させた時の,レール表層のミクロ組織と衝撃特性の変化を解析した。一方,介在物の生成メカニズムを熱力学的方法で計算した。表層の気孔感受性はAl量が0.79wt.%未満の時に高く,Al量の増加と共に衝撃エネルギーは低下するという結果を得た。熱力学的計算結果より,Al量1.89wt.%以上の時は表層の介在物がAlNである事が分かった。一方,Al量が1.45wt.%未満の時には,主に,Al₂O₃であった。熱力学的計算は全て実験と良く一致した。

シソーラス用語： レール鋼 ,  *レール ,  *フラックス入ワイヤ ,  *金属組織 ,  *補修溶接 ,  アルミニウム添加合金 ,  バナジウム含有合金 ,  高炭素合金鋼 ,  窒化アルミニウム ,  酸化アルミニウム ,  溶融池 ,  アルミニウム ,  金属粉末 ,  損傷 ,  *肉盛 ,  修理 ,  靱性 ,  *衝撃強さ ,  非金属介在物 ,  *溶着金属
準シソーラス用語： レール損傷 ,  衝撃エネルギー ,  *衝撃靱性 ,  組成依存性 ,  熱力学計算

分類 (4件)： 肉盛  (WC07060N) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  線路構造,軌道材料  (RC07030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： レール ,  修復 ,  ミクロ組織 ,  衝撃特性 ,  Al