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J-GLOBAL ID:201202213797805590   整理番号:12A0931305

粘液細菌の代謝産物のI型Gaucher病に対する治療効果の可能性

Possible therapeutic effects of myxobacterial metabolites on type I Gaucher disease
著者 (3件):
資料名:
巻: 504  号:ページ: 156-159  発行年: 2012年08月10日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Gaucher病(GD)はグルコセレブロシダーゼの遺伝的欠損に原因する,最も多く見られるリソソーム蓄積症である。本研究では,筆者らはI型 GDを持つ患者由来の細胞において,粘液細菌の代謝産物が治療効果を示す可能性があるかどうかを判断することを目的とする。筆者らはI型GD患者由来の皮膚線維芽細胞において288の粘液細菌の生理活性成分をスクリーニングした。細胞の生存率に対するそれらの作用を測定するためにMTTアッセイが行われた。細胞における粘液細菌の代謝産物の分子機構を理解するために,Bcl-2関連X蛋白質(Bax),ATP-クエン酸シンターゼ(ATP-CS),E3結合蛋白質(E3BP)およびアセチル補酵素Aアセチルトランスフェラーゼ1(ACAT1)の発現レベルがウエスタンブロット法によって測定された。培養線維芽細胞におけるグルコシルセラミドレベルの変化を測定するために薄層クロマトグラフィー(TLC)が行われた。このスクリーニングによって細胞の生存率を1.45倍以上に増大する4つの成分が同定された。これらの成分への暴露後,Baxの発現レベルは低下したが,ATP-CS,E3BPおよびACAT1のそれは増大した。TLCによって患者細胞における細胞内グルコシルセラミドの量の減少が明らかになった。ここで筆者らは,粘液細菌の代謝産物はグルコシルセラミドを蓄積することによってストレスを緩和することができ,それは新しい治療法として利用できる可能性があることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  微生物の生化学  ,  その他の薬物の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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