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J-GLOBAL ID:201202213906497183   整理番号:12A0947624

省エネ化と高性能化技術 RGBW画素配列を用いたTFT-LCDの低消費電力化

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巻: 18  号:ページ: 82-87  発行年: 2012年07月01日 
JST資料番号: L4454A  ISSN: 1341-3961  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,ディスプレイの大画面化・高精細化が進んでおり,機器全体の消費電力に占めるディスプレイの割合が非常に大きくなるため,ディスプレイの低消費電力化が強く求められている。液晶パネルの透過率をアップする手法として,従来のRGB画素に加え,W(白)画素を用いるRGBW方式が以前から報告されている。本稿では,RGBW方式の基本的な原理を振り返ると共に,画質劣化の要因を明確にし,これを解決することで高画質でありながら低消費電力を実現した新しいRGBW技術「WhiteMagic」を紹介した。入力画素毎に明るさアップ率LIR(Luminance Increasing Ratio)を求め,適切なW信号を生成する。3.0インチVGAプロトタイプTFT-LCDでは,全白色表示時500cd/m2をわずか150mWのバックライト消費電力で実現した。これは従来比1/2である。
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